流れている情報を鵜呑みにしない

昨今の新型コロナウイルス感染症の流行で、様々な情報や意見がマスコミやSNS上に飛び交っています。

 

立場が違えば主張も違い、専門家の間でも意見が違い、さらに言ったことも変わりますから、権力やマスコミを過信したり、受け身で情報に接していると振り回されてしまいます。

 

そうならないためには、発信元の素性や利害関係、動機や信条をよく観察する必要があります。

 

医療の現場で働いている方には頭が下がりますが、基準や方針を決める国や医師会、学会は、残念ながら命より利権優先で動いています。

 

個人の発信する情報はほとんどが非専門家によるもので、公平に価値ある情報を発信しているのか、名前を売ったり共感を集めたり広告収入が目的なのかで、内容や純度も変わってきます。

 

新聞やテレビを信じている人も多いようですが(特にお年寄りは)、報道機関にはそれぞれ主義主張があり、紙面や番組に出ているコメンテーターは意向に沿った人選で、さらにスポンサーも入るためバイアスがかかっています。

 

公的なメッセージ、断定的な意見、不安を煽る情報は人を動かす力が強いので、幅広い情報に触れ、反対意見にも耳を傾け、真実は何か、本質はどこかを見抜くアンテナを立てておくことが大切です。