私が病院を辞めたわけ

私は熊本在住の医師です。

 

元は外科医でしたが、自分が病んだことをきっかけに、人はなぜ病気になるのだろう、本当の健康とは何だろうということを考えるようになりました。

 

その後養生で回復し、予防医学や代替医療を学ぶうち、自分が体の修理しかしていない気がして、東洋の自然観にひかれ漢方医に転向しました。(参:クリニック取材記事

 

しかし、患者さんから求められるのは修理で、病院から求められるのは収益でモヤモヤの毎日。

 

病院で働くとはそういうことと割り切ってみたものの、続けられませんでした。

 

病気が減って検査や薬が減り医療費が減る。医学が進歩すれば本来こうなるはずです。

 

しかし現実は、病気は増え、検査や薬は増え、医療費は伸び続けています。

 

原因は、多くの患者さんが病院の「いいお客さん」になってしまっていること。

 

もう一つは、医学がいくら進歩しても根本を見ず結果だけ変えようとしていることです。

 

これは、上流が汚れたまま下流を掃除して水質基準を設けているようなものです。

 

そもそも、その水質基準(診断基準)が問題なのですが。

 

このおかしなシステムが変わらない理由は、後のページに書いています。 

 

本当のことを知ればやるべきことがわかってくると思います。

 

健康や医療のことで悩んだり迷っている方の一助になれば幸いです。